ルーキーなのに⁉︎ALBUM中村有李さんがフォロワー増加ランキング1位なワケ。

2020年5月度のインスタグラムフォロワー増加ランキングで1位を獲得した「ALBUM(アルバム)」の新星、中村有李さん。(アカウントはこちら→@album_yuri_)
入社間もないながらもクオリティの高い投稿が10代〜20代の女性を中心に評判を呼び、5月単月でフォロワー数+3万人という数を成し遂げました。
現在、研修をしながらも日々の更新に精を出す中村さんに、インスタグラムの投稿方法やそのこだわりについて伺いました。またクオリティの高い投稿をし続けている理由やデジタルネイティブ世代らしい思考にも迫ります。ルーキーと、新卒と、侮ることなかれ、大物の予感です。〈聞き手=小林大甫〉

【中村 有李】
1999年生まれ。京都府出身。関西の美容専門学校を卒業後、今年「ALBUM」に入社。専門学生時代から凝ったメイクやヘアをインスタグラムへと投稿し、地道にフォロワーを獲得。現在、インスタフォロワー数は5万人以上にものぼる、ALBUM期待の新人。

目立たなかった学生時代、だからこそ自分をもっと見て欲しいという原動力に!

小林
小林

まずはコロナで大変な中でしたが、「ALBUM」への入社おめでとうございます!

中村
中村

ありがとうございます!確かに「やるぞ!」と思っていた矢先でしたから、ちょっと「あれ?」となりましたね(笑)
でも、この自粛期間があったからこそよかった部分もあるんですよ。

小林
小林

なるほど。ちなみにどういった点で?

中村
中村

インスタの更新に時間を使えたんです!
これまでも自分なりに考えながらやってはいたのですが、時間との折り合いもつけないといけなくて。
なので、撮影してはアップ、撮影してはアップ……と寝る間も惜しんでやっていましたね。

小林
小林

5月度フォロワー数増加ランキング1位だったんですね。
これまでも上位にランクインしていましたが、ついに1位!率直にどうですか?

中村
中村

素直に嬉しいです!
“増加数”って自分ではカウントしにくいものなので、もちろん日々チェックしていく中で「あ、増えてる!」とは思いますが、こういった形でランキングになっていると正直気になっちゃいます。私、負けず嫌いな性格なので…(笑)
「せっかくなら1位に!」と思っていたので本当によかったです。

それにしても1カ月で3万人は…すごすぎる。
小林
小林

フォロワーが増えていく中で感じたことや、自分なりに実践したことはありましたか?

中村
中村

以前はフォロワー数に重きを置いていたのですが、今は“保存”が大事なのかなと。
投稿が保存されるということは、私のメイクやヘアアレンジのやり方を「また見たい」と思ってくれているということなので、もう一度(アカウントに)戻ってきてくれるじゃないですか?
それでフォロワーになってくれたら嬉しいですし、まずは投稿の質を上げることなのかなって。

小林
小林

それでクオリティの高い投稿が多いんですね。
インスタグラムって“自己アピールの場”だと思うんですよね、“自分”というものを人に見てもらう場。そこには本来主観があるわけなんですけど、中村さんの場合はとても客観的な投稿になっていると感じます。
SNSというよりも、雑誌やウェブメディアのような感覚。これって意識的なものですか?

中村
中村

あ、全然そこまでは考えていませんでした!(笑)
私としてはやっぱり「私を見て欲しい」という気持ちはあります。でも、あくまでも“私”ではなく、メイクやヘアのやり方だったり、洋服だったり…。
フォロワーの方々のためになること、というと大げさですが、人が気になることをアップしていきたいとは思っていました。
その結果、私を見てもらえたらいいな〜って。

「見て欲しい」という気持ちはSNSでは本質的なことですよね。
小林
小林

ただ、中村さんが「見て欲しい!」という感覚になった経緯はとても気になります(笑)

中村
中村

もともと、私学生時代は目立つタイプではなかったんです。
高校も進学校でどちらかというとマジメ。その反動ですかね。「美容師になるぞ!」と決めたころからは逆に目立ちたい、知って欲しい、という気持ちが強くなっていきました。
インスタもその頃からですね。

小林
小林

なるほど、それは意外な一面…!
てっきりクラスの中心的キャラクターなのかと思っていました(笑)
目立ちたい、という気持ちが強くなってインスタグラムを始めたワケですが、そうなると“自分”が前のめりになる投稿になってしまうのでは?

中村
中村

始めはそうでしたね、日記みたいな使い方でした。
ただ専門に入って、周りの環境がガラッと変わって、周りの人たちが全員個性的で…。
このままじゃダメだと思って、もともと好きだった韓国のメイクアップアーティスト・PONYさんを参考にしながら好きなメイク方法を投稿し始めました。

小林
小林

なるほど、中村さんの中でひとつ大きなターニングポイントになったんですね。
それから徐々にフォロワー数も増えていったかと思うのですが、今の高いクオリティにしようと思ったのはいつ頃だったんですか?

中村
中村

本格的に、というと入社した4月からですね。
自粛期間もあり、より時間を使えたということもありますが、動画やデザインなどでもっともっとみなさんの目に留まって欲しいなって思いました。

小林
小林

社したサロンがSNSやWEBに強い「ALBUMだったこともあるのでしょうか?

中村
中村

そうですね!入社したいと思ったのも、今は当たり前になりつつありますが、SNSを始めオンライン説明会やアカデミープログラムだったり、新しい取り組みでサロンの一歩先を行く姿が魅力だったからなので。
入社してさらにモチベーションが上がったのは間違いないですね。

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