STEP2|ひと手間プラスで見違える♡ワンランク上の“ひとつ結び”で印象アップしちゃおう♪

シンプルなひとつ結びは簡単♡コツさえ覚えてしまえば、すぐにこなれ感のあるヘアアレンジが作れるようになります。すると、シンプルなスタイルだけに、だんだんマンネリ化してきてしまうもの……。

そこで今度はひと手間プラスして、さらにこなれ感のあるスタイルを目指してみましょう!ここでご紹介するテクニックを加えるだけで、抜け感たっぷりのヘアアレンジに仕上がり、印象アップも間違いなし!雰囲気がガラッと見違えるのでおすすめです♪

大原則1.髪の分け目はジグザグパートが基本♪

髪を結んでいるときだけでなく下ろしているときにも言えることなのですが、分け目は基本的にぱっくりわけないほうがこなれ感がでます。ちょっとレトロっぽい効果をだしたくて、きちんと分けてある場合別ですがそうでないときは必ずジグザグパートを作りましょう。

ジグザグパートを作る方法は大まかにふたつあり、髪を結んだままで行う方法と、もうひとつは髪をおろした状態でやる方法。この両方をご紹介します。


ジグザグパートを作るために必要なものは?

まず、ジグザグパートを作るときに必要なものをおさえておきましょう。じつは、ざっくりとしたジグザグパートなら、指の腹でも作れます♪でも、よりきれいにしっかりと仕上げたいときは、コームを使うのがおすすめです!

必要なもの
コーム
高価なものでなくても構いません。100均ショップでも売っていますので、ひとつ持っておくといろいろ使えて便利です。コームは普通、髪をとかすために使うものと思われがちなのですが、コームの「柄」の部分を使って髪の分け目をつけるときに重宝します。コームの柄は、ほどよく尖っていますので、頭皮を傷めることなく分け目をきれいに作れるんです。

スタイリング剤
ジグザグパートを作った部分を落ち着けるために、なにかスタイリング剤をつけるとベターです。おすすめは、シアバターなど固まりすぎずしっとりするタイプのもの。

髪を結んだままでジグザグパートを作る♪

  • 所要時間:30秒
  • 難易度:★☆☆☆☆
生え際にコームを差し込みましょう

はじめにコームの柄の部分の尖ったところを髪の生え際より少し上の方にスッと軽く差し込みます。
このとき、前髪を作ってある人は、前髪を残してください。前髪を巻き込んでしまうと、ボサボサっとした印象になってしまうので注意しましょう。柄を前髪にかからないくらいの位置に、差し込むようにしてください。

分け目を横切るように左右にコームを動かします

コームの柄を生え際に差し込んだら、そのままコームの柄を左右に動かしながら、トップへ向かって少しずつ移動させていきます。このとき、左右に動かす幅はおよそ3cmぐらいが適切 です。これをやると、髪が乱れるのでちょっと不安になるかもしれませんが、そのまま続けましょう。

つむじまで左右に動かし進めます

ジグザグに動かしながらトップへ向かって移動していきます。つむじまで進めたら、そこでコームを止めて、そのままスッと後ろに流してください。このままだと、全体的にボサッとした印象になっているので、最後に軽く整えれば完成です。ただし、整えすぎてしまわないように、抜け感を残して仕上げてください。


髪をおろしたままでのジグザグパート♪

  • 所要時間:30秒
  • 難易度:★☆☆☆☆
コームを生え際からつむじまで動かす

髪をおろしているときも、ジグザグパートの作り方は、髪を結んだままのときとほぼ同じです。まず、コームの柄を生え際に差し込み、分け目ラインの左右に3cm幅で動かしながら、つむじまで進めていきます。

コームを抜いて手ぐしで落ち着かせる

ジグザグに動かしてトップまできたら、コームをスッと抜きます。そのままだとボサボサになっているので、両手で髪を左右に落ち着かせるようにしながら後ろへ軽く流しましょう。最後に整えるときは、手ぐしでざっくりととかすのがポイント。手ぐしのほうが、くしできれいに整えすぎてしまうよりもナチュラルな雰囲気に仕上がります。

大原則2.横顔美人は“耳まわり”でキマる!

ジグザグパートと同じくらい大切なもうひとつのアレンジポイントは、“耳まわり” です。鏡を前から見ているだけだと気がつきにくいのですが、ヘアアレンジのできばえは、360度どこから見てもバランスよく仕上がっているかどうかできまります。とくに重要なのが、横から見たときの印象。横顔次第できれいに見えるかどうかがきまってしまいます。そして、横顔を感じよく見せるためには、“耳まわり”の仕上がりがポイントなのです。

カナメは耳まわりの透け感

横から見たときのこなれ感を左右するのが、耳まわりの透け感です。せっかくヘアスタイル全体がふんわりきれいに仕上がっていても、耳まわりに抜け感がないとそれだけでバランスよく見えません。

耳まわりに抜け感を出す方法は?

  • 所要時間:1分
  • 難易度:★☆☆☆☆

抜け感を出すためには、耳の上の毛束を少し引き出して、耳にかかるようにアレンジします。手順をご紹介しますのでチェックしてください。

耳上の髪を引き出す

片方の手でゴムの結び目を押さえながら、もう片方の手で耳上の髪を引き出します。引き出しすぎてボサボサに見えてしまうのはNG。毛束の量は10〜15本 ぐらいがちょうどいいです。まずは、1束つまんで斜め下方向にひっぱります。

さらに2〜3束を引き出す

1束つまんだあとは、その少し上の毛束を引き出します。同じようにして、全体で2〜3束引き出せたらOKです。

仕上げにワックスなどをつけるとベター

耳まわりの抜け感は絶妙なバランスが大切。油断すると、疲れているように見えてしまうこともあります。そこで、仕上げにワックスなどでツヤを出しておくのがおすすめ。髪全体はふんわりまるくてきれいに仕上げつつ、耳まわりにはやわらかな透け感をもたせてほんのりセクシーに。

ほんのひと手間でガラッと変わる!ワンテクニックを覚えよう♪

基本のひとつ結びだけでも引き出しテクなどを上手に使えば十分素敵に見えますが、ここでご紹介したもうワンテクニックをプラスすると、またグンッと印象が変わります。難しいことではないので、やらないと損……。ぜひ試してみてください♡