









ほぐしのテクニックをおさえていれば、シンプルに結んだだけでもたしかに垢抜けしたアレンジにすることはできます。でも、さらにワンランク上の抜け感を手に入れたいときは、アレンジ前に巻き髪をほどこすのがおすすめ。髪を巻いた上でアレンジする場合のおすすめスタイルをご紹介します!
簡単な巻き髪で手早く完成♪ミックスポニー
- 所要時間:5分
- 難易度:★☆☆☆☆

4か所だけササッと巻いて簡単につくれるポニーアレンジです。ポイントは、ゴムを髪でしっかり隠すことと、毛先を最後にカールさせて仕上げること。こうしたひと手間の積み重ねこそが、ヘアアレンジを成功させる最大のコツと言っても過言ではありません。
巻き髪にするのはたった4か所だけ。左右のこめかみあたりと、左右の後頭部のみです。この部分の髪をすくいとり、コテで軽くミックス巻きに。

巻いた毛束をほぐしたら、全体になじませます。えりあし位置でひとつ結びに。
ひとつ結びにした髪の右端から、毛束を1センチ幅程度とり、軽く反時計まわりにねじりながらゴムに巻きつけます。

余った毛先が下にくるようにゴムに入れ込みます。
仕上げに、ポニーテール部分から髪を少しずつとり、コテで巻いて毛動きをつけます。

ねじりおだんご
- 所要時間:10分
- 難易度:★★☆☆☆
リラックス感あふれるアップスタイルにしたいときに、ぜひ試して欲しいのがこちらのおだんごアレンジ。ねじりを加えたおだんごから、毛先をあえて引き出してカールをつけることで、ゆるふわなニュアンスを出しています。
髪全体をミックス巻きにします。手ぐしでほぐしてひとつ結びに。トップ表面の髪を引き出して整えます。
ポニーテール部分をねじり結び目のまわりにぐるり巻きつけ、Uピンでとめます。

毛先をあえて少しだけ引き出し、ストレートアイロンでカールをつけます。前髪とサイドのおくれ毛も同様に巻いて完成

逆くるりんぱひとつ結び
- 所要時間:8分
- 難易度:★★☆☆☆
サイドからみたときにねじりシルエットがあると、手抜き感がなくて好印象。簡単なのに、クラス感あふれる大人のひとつ結びのご紹介です。顔まわりがすっきりして見えるので、オフィススタイルとしても◎。

毛先にコテなどでカールをつけてベースづくり。
耳の1センチくらい後ろから両サイドの髪をとり、毛束をねじったら後ろでクロスさせます。

ねじってクロスさせた毛束で、真ん中の毛束をはさみ、グッと持ち上げます。両サイドからもってきた毛束をひとつ結びに。

③でひとつ結びにした毛束で逆くるりんぱして、両端をギュッと引っ張ります。
ねじった部分の毛束を引き出してほぐしたら、コテなどで毛先にカールをつけて完成。
ミックス巻きでサイド結び
- 所要時間:8分
- 難易度:★★☆☆☆
髪をサイドに寄せたアレンジは、フェミニンで大人な雰囲気がただよって、色気のある印象に仕上がります。ベースをミックス巻きにすると、ランダムな凹凸感が生まれてこなれ感をアピールできるのでおすすめ♡

髪全体をコテかアイロンでミックス巻きにします。スパイラルリバース巻きにすれば、よりニュアンスが出るのでおすすめ。
左耳のまわりにある毛束をとり、2つに分けて、交互にねじりツイスト編みに。

②でツイスト編みにした毛束をさらにねじりながら、地肌側の髪を加えつつ右後ろに寄せていき、少しずつひとつにまとめていきます。
右サイドの耳後ろから毛束をとって、指先で軽くねじります。

左から寄せていった毛束と、右サイドの毛束を一緒にまとめて、右耳の下あたりでひとつに結びます。
結び目の上に隙間をつくり、上から下に通してくるりんぱ。両端を左右にギュッと引き、結び目を引き締めます。

ツイスト編みの編み目や、トップまわりから、バランスをみながら毛束を引き出し、ほぐして抜け感をプラスして完成
巻き髪プラスでヘアアレンジがもっと華やぐ!
ゴムひとつでも、可愛いヘアアレンジはできますが、髪を巻いてあると雰囲気がぐんとよくなります。仕上がりの見栄えがいいだけでなく、安定感も生まれます。そして、ほつれてきてもだらしなく見えにくいというのもポイント。ちょっとしたひと手間で、メリットがたくさんあるので、ぜひ巻き髪を取り入れて、ヘアアレンジをアップグレードさせてくださいね♪