- セラム(美容液)ってどんな役割があるアイテム?
- 具体的に期待できる効果がいまいちよくわからない
- 正しい使い方や付ける順番を改めて詳しく知りたい!
ドラッグストアにいくと、「OOセラム」と書かれたパッケージのスキンケアアイテムをよく見かけますよね。しかし実際のところ、セラムの本来の役割や適切な使い方を知っている人は意外と少ないのではないでしょうか?
そこで今回は、セラムに関するアレコレを改めておさらい。期待できる効果をはじめ、エッセンスやアンプルとの違いなども詳しく知っていきましょう!
基本|セラム(美容液)とは?
化粧水や乳液ではカバーできない肌悩みに対し、ダイレクトでアプローチできるのが最大の特徴です。今や保湿や保水はもちろん、エイジングケア効果を期待できるものなど、幅広い種類が販売されていますよね。
ちなみに医学用語でセラム(serum)とは、『血清』という意味を持つ言葉。血清とは細胞の再生を促進させる血液のことで、いわば美容液のような働きのある体の仕組みのひとつです。
+@|エッセンスやアンプルとの違い
一口に美容液と言ってもそれはセラムだけでなく、エッセンスやアンプルなどいくつかの種類に分けられます。
まずエッセンスとは、美容成分を多く含んだ化粧水のような感覚で使える美容液のこと。比較的サラッとした使い心地で、いくつかのケアアイテムと重ねて使うことができます。
次にアンプルとは、高濃度の美容成分がギュッと配合された集中スキンケアアイテムです。
もちろんその分価格も高くなっていくので、ぜひ購入の際の参考にしてみてください。
種類別|期待できる効果や効能

美容液はさまざまな種類があり、それぞれに期待できる効果や効能が大きく異なります。
とはいえ、中でも多くの美容液に共通するのは以下の3つの効果・効能です。
たっぷりの美容成分が配合されている美容液は、どれも基本的にとても高い保湿力を持っています。特にここ最近は自然由来の植物性オイルを採用しているものも多く、体や環境に配慮した潤い成分が話題です。
ビタミンC誘導体やトラネキサム酸をはじめとする成分を含む美容液は、エイジングケアに高い効果を発揮します。特に乾燥による小さなシワの改善や対策はもちろん、美白効果も◎
ここ数年の間に誕生したセラムの中には、なんと体の内側からシミの原因となるメラニンの生成や活発化を抑えるタイプもあるんです。
紫外線ダメージから肌を守り、そばかすなどの細かなシミにも徹底ケアできる最新のセラムは、ひとつ持っておくだけでとても心強いですよね。
使い方|正しい順番や付け方をチェック
では最後に、セラムの正しい使い方をおさらいしておきましょう!
まず美容液は、基本的に朝晩の2回使用します。
ただ、成分の強いものなどは使用回数に制限が設けられていることも。やりすぎは肌トラブルを引き起こしてしまうこともあるため、パッケージや説明書をよく読み推奨されている使い方に従いましょう。
タイミングとしては、一般的に化粧水のあとにつけるのが最適だとされています。
順番でいうと『化粧水→美容液→乳液』ですね。化粧水で補った水分をギュッと閉じ込めるイメージで、肌にオイルの膜を作ってあげましょう!
美容液の付け方はとても簡単。手に広げた美容液を、指の腹を使って下から上に馴染ませていくだけでOKです。たるみをあげるようなイメージを持ちつつ、毛穴にしっかり美容成分を与える感覚を持つと良いでしょう。
見落としがちな小鼻まわりやこめかみ部分は円を描くようにして塗り込むと◎
また、美容液を塗ったからといって乳液を省いてしまっては意味がありません。セラムはあくまで基礎ケア用品を補うためのものなので、どんな時も化粧水と乳液は必須となります。
セラムでスキンケアをアップデートしよう!
ひとりひとりの肌悩みに対し、ダイレクトに働きかけてくれる美容液。まだ使ったことがないという人は、ぜひこれを機にお気に入りを見つけてみてくださいね。若い頃からの丁寧な肌ケアは、何年も先の若々しい肌の土台になりますよ♩