せっかく綺麗にヘアセットをしても、髪がパサパサだと魅力が半減して見えてしまうことも…。「どうにかしてパサパサ髪を治したい!」そう思ったら、今日からできる本格ヘアケアを始めてみませんか?
今回は、パサパサ髪を治すためのヘアケア習慣を徹底解説。併せて原因や注意点などもまとめました。ぜひ髪質改善の第一歩として気軽に取り入れてみてくださいね。
そもそもパサパサ髪の原因って?
まずはじめに、髪の毛がパサパサになってしまう原因をチェックしておきましょう。
熱ダメージ
最も身近な熱ダメージは、長時間のドライヤーや高温のアイロン(180度以上)などです。髪はとても熱に弱く、高温に触れることでタンパク質の性質が変わってしまうことが多々あります。すると髪質がゴワゴワしたり髪が硬くなったりと、まさにダメージ毛のような状態に。また、一度髪が硬くなったら簡単には元に戻らないので注意が必要です。
紫外線ダメージ
紫外線は髪のタンパク質を変性させるだけでなく、破壊する力も持っています。そのため、肌が紫外線で老化していくのと同様に、髪も紫外線ダメージを受けることでハリコシを失ってしまうので要注意。特に、髪が濡れた状態はかなり強くダメージを受けてしまいます。
薬剤ダメージ
頻繁にパーマやカラーをしていると、ケミカルな成分によって髪のキューティクルが失われてしまいます。さらに、洗浄力の強いシャンプーや髪の洗いすぎなども乾燥の原因のひとつです。また、頭皮にも負担がかかると、健康な髪の生成を妨げてしまう可能性も。
年齢
こればかりは仕方がないのですが、40代〜50代に差し掛かるとホルモンバランスの分泌量が減って、髪に栄養が行き届かなくなると言われています。パサパサするなどの症状の他、次第にツヤが無くなったり白髪が出てきたりもするでしょう。
パサパサ髪の治す5つの『本格ヘアケア』習慣
ではこちらから、パサパサ髪を治すために習慣にしたいケア方法を見ていきましょう。
頻繁にパーマやカラーをしている方の場合、その頻度を抑えるのがいちばんのケアになります。基本的には2〜3ヶ月に1回を目安として、伸びたらリタッチカラーにとどめたりケアカラーに切り替えてみるのもひとつの手です。
また、カラーやパーマ後はいつも以上に念入りなアフターケアを忘れずに!
お風呂の前は丁寧にブラッシングをすると、髪の絡まりが解けて摩擦ダメージを軽減することができます。指通りがよくなれば必要最低限の力で髪を洗えるので、頭皮にも優しいシャンプーが叶いますよ。
さて、ヘアケアの要となるお風呂上がりには、即保湿&ドライヤーが重要。
濡れた髪はとても無防備な状態ですが、タオルドライ後の髪にオイルを数滴馴染ませることで、熱ダメージをある程度軽減することができます。ヘアオイルは、傷みやすい毛先を中心に◎
日中にできる対策としては、紫外線を避けるために帽子を被ったり日傘をさしたりなど。スタイリング剤としてオイルやバームをつけておけば、髪表面がコーティングされてより高い保護効果を得られますよ。


よりヘアケアに力を入れたい方は、週に2回ほどのペースでヘアマスクなどのスペシャルケアを取り入れてみるのもおすすめです。
時間があれば、サロンに行ってトリートメントをしてもらうのもOK。プロの施術なら、一気に髪に潤いをチャージすることができます。
パサパサ髪ケアをする際の注意点
「正しくケアしているはずなのに、なかなか改善されない…」なんて方は、以下の注意点を参考に普段のケアをもう一度見直してみましょう。
オイルや保湿剤のつけすぎは、かえって乾燥を招いてしまうのはもちろん、頭皮のベタつきにも繋がってしまいます。
年中同じケアをするのではなく、季節ごとのダメージヘアに寄り添ったケアを取り入れるのが大切です。
特に春夏は紫外線やプール、秋冬は静電気や乾燥した空気などに注意したいところ。日焼け止めや加湿器など、自分の髪に必要なアイテムを揃えてみるのも良いですね。
髪ばかりに注力しているとついつい忘れてしまう頭皮ケア。頭皮は健康な髪を作る土壌です。マッサージをしたり優しい成分のシャンプーにしたりなど、併せてケアを行うことでより髪質改善にも効果的です。
正しいケアでパサパサ髪を徹底改善
髪の毛のパサつきは、日々のケア習慣で少しずつ改善することができます。意識を高く持って、ぜひ今日からできることを始めてみてくださいね♩