扱いやすく幅広いアレンジを楽しめるミディアムヘア。特にきれいな巻き髪を作れるようになると、もっと魅力的なヘアスタイルを楽しめますよ。
そこで今回は、ミディアムヘアに似合う髪の巻き方を特集!基本となる巻き髪に加え、応用編や事前に行っておきたい準備なども詳しく解説していきます。ぜひいつものヘアセットで試してみてくださいね♩
ミディアムヘアを巻く前の3つの準備とは?
巻き髪にかかわらず、ヘアセットをする前には必ずブラッシングをしましょう。毛の流れを整えておくことでツヤのある仕上がりが叶うのはもちろん、髪についたホコリや汚れなどもしっかり落とすことができます。
巻き髪を作る際は、熱を通す前にスタイリングをつけておくのがポイント。”程よい束感が出てキープ力を高めてくれる”だけでなく、”熱ダメージによる髪の保護”にもなってくれます。特にカラーやパーマをしている人、毎日アイロンを使う人は必須ですよ。
髪をまとめて巻いてしまうと、内側までしっかり熱が入ってくれません。そのため、慣れるまでは簡単なブロッキングをしてから巻き始めるのがおすすめ。ピンなどを使い髪の外側を固定し、内側をコテで挟みやすい状態にできればOKです。
基本編|ミディアムの巻き方&おすすめツール
まずはコテとストレートアイロン、それぞれの基本となる巻き方をご紹介していきます。
【ふわふわ巻き】内巻きと外巻きをランダムに
ゆったりとした基本のゆるふわ巻きを作る時は、32mmのコテを使うのがおすすめです。扱いやすい定番の太さなので、コテ初心者さんでも快適に使えますよ。一方細かくしっかりめのカールを作りたい人は、26mmを選びましょう◎
- コテのヘッドが上を向くように持ち、中間部分の髪を挟む
- 内巻きと外巻きを交互に巻き上げていく
- コテに髪を巻いたらそのまま3〜5秒ほどキープ
- 熱が入ったらコテを縦にゆっくり抜き、冷めるまでそのまま放置
- 全体を巻き終えたら、冷めている部分からゆっくり手ぐしを通す
- 全部の毛束をほぐせたら完成!
【大きめカール】緩めの巻き髪でナチュラルに
実はコテが無いという人でも、ストレートアイロンがあれば巻き髪は作れます!むしろストレートアイロンの方が小回りがきいてしっかりとしたカールがつくので、こちらの方が扱いやすいと感じる人もいるかもしれません。
- アイロンを縦に持ち、アイロンプレートの半分に収まる程度の毛束を挟む
- 髪の毛を挟んだまま内巻きor外巻きに回転させる
- そのまま毛先までスーッとスライド
- 熱が冷めてから全体を優しくほぐして完成!
応用編|ミディアムの巻き方&おすすめツール
では次に、基本ができたらぜひ挑戦したい応用の巻き方をご紹介。
【波巻き】ならパーマのような質感を楽しめる
波打つようなシルエットが素敵な波巻き。こちらではアイロンを使った手順を解説していきます。’’内巻きと外巻きのワンカールを繰り返すだけ’’と思えば、案外簡単に作ることができそうですよね!地面と水平にアイロンを持つと、きれいな波巻きを作りやすいですよ。
- 目の高さを目安にして髪をアイロンに挟んだら、内巻きからスタート
- プレートの脇を真横に向けるイメージで、アイロンを傾ける
- 傾きを保ったまま3秒ほどかけて、アイロンを下方向へスライド
- 髪をアイロンに挟んだまま手首を返し、外巻きを作る
- スライドして内巻き…これを髪の長さ分(おおよそ3〜4回)繰り返す
- 毛先をしっかり内巻きにして1束分完成
- 全体を巻き、熱が冷めてから全体を優しくほぐして完成!
【S字カール】なら韓国風のスタイルに
最後に、その名の通り『S』の形をした韓国で人気のカールをご紹介。32mmのコテを使って作るゆったりとしたラインは、ヨシンモリのような優雅で上品な印象を与えてくれます。スタイリングにはオイルやバームを使い、艶っぽさを最大限に引き立てて。
- 髪の表面と内側で軽くブロッキングしておく
- 耳の高さで髪を挟み、それぞれの毛束を緩めの外巻きにしていく
- 顔まわりの毛束のみ目の高さあたりで大きな外巻きにして、S字カーブを作る
- カールは熱が冷めてからほぐす
ミディアムヘアは巻き髪でもっと魅力的に
マンネリしがちな巻き髪スタイルですが、せっかくならいろいろな巻き方に挑戦して幅広いスタイルを楽しめると良いですよね。ストレートや基本の巻き方も良いですが、ぜひたまには新しい巻き髪スタイルに挑戦してみてください。きっと新たな魅力を発見できますよ♩