二重マッサージに関しては、本当にいろいろな憶測が飛び交っていますよね。中には’’意味がない’’、’’効果がない’’なんて意見もあり、これからはじめようとしている人の中には不安に感じている人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、二重マッサージのあらゆる疑問を解消しつつ、行う際の注意点などを詳しく解説していきます。併せて、基本となるやり方もまとめました。
マッサージをすれば、本当に二重になれる?
結論から言うと、『マッサージによって二重になれる人とそうでない人』がいます。
ネットなどで「長年の習慣で二重になった!」「アイプチをしていたら癖がついた」という話をよく見かけますが、実は、中にはいくらマッサージをしても自力では二重になれないという人も多くいます。
では、一体どんな人がマッサージをすることで二重になりやすいのでしょうか。次の項目でその傾向を確認してみましょう。
マッサージで二重を目指せるのはどんな人?
- 目に力を入れると、一時的に二重を作ることができる
- 夜になって疲れがたまると二重になることがある
- 時々奥二重になることがある
- 血行が悪く、寝起きや朝方は顔がむくみやすい
いかがでしょうか?
この他に、肥満体型で脂肪が目元を細く見せてしまっている方、両親のどちらかが二重の方などは、比較的二重まぶたを作りやすい傾向にあるようです。
マッサージで二重になれる理由
ではそもそも、なぜマッサージをするだけで二重になれる可能性があるのでしょうか。簡単な仕組みを探っていきましょう。
一般的に、まぶたの脂肪が少なくなると二重になりやすいとされています。まぶたの腫れぼったさがなくなることで目元がスッキリして、その分の皮が二重になるイメージです。
脂肪が減るのと同じ要領で、まぶたのむくみが取れると皮が薄くなって折れ曲がりやすくなり、きれいな二重ラインを作ってくれる可能性があります。
目元の皮膚のたるみが原因の場合、目の周辺の筋肉が増えれば二重がぱっちりと復活するかもしれません。また、まぶたのたるみによって二重幅が狭まっている人も筋力UPによる二重作りを目指せます。
二重マッサージのやり方
基本となる血行促進マッサージ
- 人差し指を鍵状にして、眉下にある骨のくぼみを軽く押していく
- 目と鼻の間にある蒙古ひだに指先をあてて、小鼻に向かって押し下げる
- 気持ち良いと感じる強さで左右5回ずつ行う
- 軽くさするようにして、目尻側のまぶたを10秒ほど揉みほぐす
- 同様に、目頭側も揉みほぐす
- 仕上げに、二重線が吐きそうな部分を目頭から目尻へ優しくさする
- 肌を傷つけないように爪で軽く二重線を作り数秒キープして完了
まずは血行を促進させ、目元のむくみや腫れぼったさを取るところからはじめましょう。お風呂上がりの他、マッサージの前にホットタオルで顔を温めておくと、血流が促されさらに効果がUPしますよ。
目の周辺の筋肉をほぐすマッサージ
- まぶたと眉毛の中間部分を優しく摘んで持ち上げる
- そのまま軽く左右に動かす
- まぶたと眉毛の中間部分を指で抑えたまま目を開けたり閉じたりする
- 各10回ほど繰り返して完了
凝り固まりがちな目の周辺の筋肉は、意識的に動かしてあげることが大切です。余裕がある方は、左右交互に20回ほどウインクしてみるのもおすすめです。

二重マッサージをやる際の注意点
目元はとても敏感で皮膚の弱い部分です。そのため、マッサージの際は少量のオイルをつけて滑りをよくすると◎。使うものは、アイクリームなどの専用ケアアイテムを用意してくださいね。
二重マッサージは、強い力でやれば良いというわけではありません。むしろ刺激を与えすぎるとかえってまぶたの皮膚組織が傷ついて開きづらくなってしまう危険性があるので注意が必要です。
二重マッサージは、すぐに効果が現れるものではありません。どんなに正しく行っても数日で効果を実感するのは難しいので、まずは1ヶ月、3ヶ月、半年、と、しっかり継続させていきましょう。
正しい二重マッサージで目元を大切に
さまざまな意見が聞かれる二重マッサージですが、習慣にすることで二重を作れる可能性は十分にあります。
とはいえ目元はとても敏感で皮膚の薄い部分ですから、マッサージをする前にしっかり正しいやり方を知っておくことが大切です。やりすぎや間違った方法はあらゆるリスクを生じてしまうので、行う際は1つ1つの手順をしっかり確認してくださいね。