ふと毛先をみた時に枝毛があると、なんだかショックですよね。しかしそのままにしておくとどんどん髪がパサパサになってしまう可能性もあるので、放っておくわけにもいきません。
そこで今回は、枝毛を見つけた時の正しい対処法を徹底解説!併せて髪にダメージを与えてしまう日々の習慣や枝毛を増やしてしまうNG行為についても詳しくご紹介していきます。ヘアダメージにお悩みの方はぜひチェックしてくださいね。
そもそも『枝毛』ってどんな状態?
枝毛とは、その名の通り髪が枝分かれしたように裂けてしまった状態のことを言います。熱ダメージや薬剤など何らかの影響で髪の栄養が失われると、毛先が綻びきれいな状態を保てなくなってしまうのです。
なお、ぷつっと髪の毛が切れてしまう『切れ毛』の原因も枝毛と似たようなもの。どちらも髪の密度を下げて見た目を悪くしてしまうので、見つけたら早めに対処するのが大切です。
枝毛ができる3つの『原因』とは?
ヘアカラーやパーマの薬剤
枝毛に悩む人のほとんどが、ブリーチやパーマ経験のある方ではないでしょうか?
数ある原因の中でも、カラーや縮毛矯正などに使用する薬剤は髪の毛への負担が大きいのが特徴。度重なる施術は、着実にダメージを蓄積させてしまいます。
ドライヤーやコテなどの熱ダメージ
髪の毛はとにかく熱に弱いため、ドライヤーはもちろん、ヘアセットの際のコテやアイロンなども髪にとっては負担になってしまいます。
とはいえ髪を乾かさない方がヘアダメージを進行させてしまうので、使用頻度よりも’’必要以上に乾かさない’’’、’’長時間当てすぎない’’という意識を持つことが大切です。
ブラッシングの刺激
絡まった髪をブラッシングで無理矢理解こうとすると、摩擦によるダメージが髪を傷めてしまうので要注意。さらに髪が濡れた状態で何度もブラッシングをすると、柔らかな髪が擦れてパサパサに広がり、枝毛の原因になってしまいます。
枝毛に対するベストな対処法は?
残念ながら、一度枝毛になってしまった髪を自力で修復することはできません。そのため、枝毛や切れ毛が増えてきたら一度毛先をきれいにカットしてしまうのがベストな対処法。髪のキューティクルを復活させたい時はもちろん、髪をきれいに伸ばしたい時はぜひサロンに足を延ばしてみてくださいね。
応急処置としてできるのは、トリートメントやヘアオイルでしっかり毛先を保湿すること。時間に余裕がある日は、スペシャルケアとしてヘアマスクを取り入れてみるのも良いでしょう。一時的に枝毛のパサつきが落ち着きますよ。
枝毛を予防するためのヘアケア習慣
少しでも枝毛や切れ毛が気になり出したら、カラーを控えたり期間を開けるようにしましょう。また、ここ最近はケアブリーチや髪に負担の少ないカラー剤・パーマ剤が多くリリースされています。実際に取り入れているサロンも多いので、オーダーの際に一度相談してみるのもおすすめです。
ドライヤーを使う際はただ熱い風で豪快に乾かずのではなく、手首を横に振って熱を分散させるのが重要。こうすることで乾かしムラをなくせるのはもちろん、1点に熱が集中することなくダメージを軽減することができます。
時間がある日は、髪の根元からゆっくりと低温でドライヤーを当てていくのが◎。髪とドライヤーを20cmほど離すのがポイントです。
髪をきれいに伸ばしたい場合は、定期的にサロンでメンテナンスを受けるのが良いでしょう。特にダメージがひどい方は、最低でも2〜3ヶ月に1回は通えると良いですね。
枝毛が増える?!NG行為をチェック
濡れて柔らかくなった髪は、通常時よりも圧倒的に外からの刺激を受けやすい状態です。そのため、「ドライヤーの熱ダメージがダメなら、自然乾燥は良いの?」と考える方もいるかもしれませんが、自然乾燥は一番髪に負担をかけてしまう恐れがあるので基本的には避けるのがベター。お風呂上がりやシャワー後はしっかりドライヤーを使いましょう。
枝毛を見つけたらついつい裂いてしまいたくなりますが、それは絶対にNG!枝毛を細く裂くとより毛先の密度が下がり、パサパサとした見た目を助長してしまいます。もちろん無理矢理ちぎったりするのも逆効果です。
丁寧なケアで枝毛とおさらば♩
髪の質感は、その人の魅力はもちろんのこと、清潔感や印象なども大きく左右する重要なパーツのひとつです。枝毛を見つけたら早めの対処を心がけ、キューティクルを感じられるツヤ感をしっかりキープしましょう!