オイリー肌の正しいスキンケア大全|改善のために取り入れたい3つの習慣

メイクが崩れやすかったりさまざまな肌トラブルを招いてしまったり…。なにかと肌悩みが尽きない『オイリー肌』。

今回は、そんなオイリー肌に最適なスキンケア方法や生活習慣を徹底解説していきます。原因と対策をしっかりと知れば、オイリー肌との上手な付き合い方が少しずつわかってくるはず。ぜひこれを機に、本気の肌質改善を始めてみましょう!

『オイリー肌(脂性肌)』ってどんな肌質?

オイリー肌(脂性肌)とは、皮脂が過剰に分泌されてしまう肌タイプのこと。乾燥で悩むことはないものの、毛穴やニキビといった肌トラブルを起こしやすいという特徴があります。

そんなオイリー肌の主な原因は、以下の4つです。

原因
  • ホルモンバランス
  • 間違ったスキンケア
  • 生活習慣の乱れやストレス
  • 偏った食生活

これらは全て、皮脂の分泌量と深く関係しています。

そして皮脂が過剰に分泌されるのは、肌のバリア機能が低下している証拠。本来肌を守る役割を持つ皮脂は、無防備な状態の肌を守ろうとして余計にテカりを促してしまうんです。

セルフ診断でオイリー肌かどうかを確かめよう

さて、上記のような特徴を確認して「自分は本当にオイリー肌なのかな?」と疑問に感じた人も多いはず。そんな方は、まず簡単なセルフ診断から行ってみましょう。

診断
  • テカリやベタつきが気になる
  • 皮脂が原因でメイクが崩れやすい
  • 顔の中でも特に鼻の化粧が崩れやすい
  • ニキビや吹き出物など何かと肌トラブルが絶えない
  • 暑い季節になると皮脂が浮き気味になる
  • フェイスラインに大人ニキビができる

いかがでしょうか?

一口に脂性肌といってもその悩みはさまざまですが、やはり皮脂の過剰分泌は多くの肌トラブルの原因になってしまいます。中には年齢や妊娠によって肌タイプが変わる方も少なくないため、ぜひ定期的にセルフチェックを行ってくださいね。

オイリー肌(脂性肌)のためのスキンケア方法

「クレンジング」は余分な皮脂を落とせるものを

オイリー肌さんは、基本的に『オイルタイプ』または『リキッドタイプ』のクレンジングを選ぶのがおすすめです。皮脂の量や普段のメイクの濃さにもよりますが、この2種類であればメイクと一緒に不要な皮脂をさらっと洗い流せますよ。

注意
ただ、使用後に突っ張ったような感覚が残るなら、使っているアイテムの洗浄力が強い可能性も。その時は、すぐにバームなどの優しいタイプに切り替えましょう。

「洗顔」はTゾーンから泡をのせるのが正解

洗顔の際は、たっぷりの泡をTゾーンからのせるのが正解。こうすることでモコモコの泡が皮脂を程よく吸着してくれ、テカリやベタつきを防いでくれるんです。

なお、熱いお湯で皮脂を流そうとするのも絶対にNG!洗顔料を洗い流す時は32度のぬるま湯を使い、擦らず優しく泡を落としましょう◎

「化粧水」と「乳液」でたっぷり水分補給

皮脂対策に追われて保湿が疎かになってしまっては本末転倒。どんな肌質であっても、洗顔後は必ず丁寧に保湿をしましょう。肌がしっかり潤って油分と水分のバランスが整うと、いろいろな肌トラブル予防に繋がりますよ。

オイリー肌(脂性肌)改善のための生活習慣

脂っこいものを控える

糖質や脂質の摂りすぎは、過剰な皮脂分泌に直結してしまうので要注意。長年オイリー肌でお悩みの方は、甘いものや脂っこいものを減らすだけでも十分に肌質が改善される可能性もあります。食生活では、皮脂量のコントロールに役立つビタミンB群やビタミンCを積極的に摂るよう心がけてくださいね。

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軽めのメイクを心がける

自分の肌質に合ったコスメを使用するのも、改善のための習慣のひとつです。具体的には、下地は皮脂を抑えられる油分の少ないもの、ファンデはパウダリーなテクスチャーのものがおすすめ。ここ最近は皮脂をコントロールしてくれる成分が配合されているものもあるので、ぜひそちらもチェックしてみてくださいね。


規則正しい生活

最後に、一番大切なのが規則正しい生活習慣です。肌のターンオーバー機能を正常に保つためにも、十分な睡眠は必要不可欠。規則正しい生活を心がけましょう。

また、ストレスは意外にも皮脂分泌に大きな影響を与えてしまいます。そのため、できるだけストレスを溜め込まないよう意識するのも重要な習慣のひとつ。自分の肌だけでなく心とも向き合って、少しずつ改善を目指しましょう。

日々の積み重ねでオイリー肌を改善しよう

肌質は年齢だけでなく、体調や季節によっても日々変化するもの。毎日のスキンケアの中でじっくり自分の肌と向き合い、その都度最適なケアを取り入れてくださいね。日々の試行錯誤や積み重ねが、オイリー肌改善のための第一歩になりますよ!