ついつい紫外線対策をサボってしまいたくなる雨の日。特に梅雨の期間はジメジメしているということもあり、日焼け止めを塗るのが億劫になってしまいますよね。
しかしそんな日だからこそ、丁寧な紫外線対策が必要です。季節や天候にかかわらず紫外線対策を継続することで、美肌への道が拓けます!今日から始められる5つの習慣で、うっかり焼けを防いでいきましょう。
雨の日は日焼け止めを塗らなくても良い?
ズバリ、「雨の日や梅雨は日が当たらないし、日焼け止めを塗らなくても良いかな」なんて甘い考えは絶対にNG!量は減るものの、雨の日もしっかり紫外線は降り注いでいます。
特に、シミ・シワ・たるみの3大肌悩みに直結する『UV-A波』は、雨の日でも通常時の8割ほど降り注いでいるのだとか。
このケアを怠っていると、数年後にドカンと蓄積が降り注ぎ、一気に老化が進行してしまいます。
実際に降り注いでいる紫外線量をチェック!
しかし実際のところ、梅雨はどれくらいの紫外線量が降り注いでいるのでしょうか。こちらで詳しく確認してみましょう。
グラフを見て分かる通り、6月は雨の日が多いのにも関わらず、紫外線量が5月とほとんど同じなんです。むしろ年によっては、6月の紫外線量の方が圧倒的に多いことも。
晴れた日はもちろん、曇りの日は晴れの日の約6割、雨の日は3割の紫外線が降り注いでいると言われています。
紫外線量は、暑さが厳しい真夏にピークを迎えます。そのため天候や季節によって紫外線対策を変えるのではなく、年中手を抜くことなくUVケアを続けるのが大切です。
雨の日のうっかり焼けを防ぐ5つの習慣
【1】日常のちょっとしたシーンでも油断しない
ゴミを出しに行ったり洗濯を干したりなどのちょっとした家事の合間にも日焼け止めを忘れずに塗りましょう。また、紫外線は窓ガラスをすり抜ける性質を持っています。
【2】朝のスキンケアに日焼け止めをプラス
スキンケアやメイクに力を入れていると、どうしても日焼け止めが後回しになりがちです。外出直前に「塗り忘れてた!」なんて経験のある人も多いのではないでしょうか?
こんな事態を防ぐためには、朝のスキンケアと日焼け止めをセットで考えるのが大切。
洗顔、化粧水、乳液、と重ねたら、ついでに日焼け止めまで塗ってしまいましょう。朝起きたらまずここまで進めておくと、塗り忘れを防げるのはもちろんその後の工程がグッと楽になりますよ。
【3】日陰を歩く際も気を付ける
直射日光を浴びているレベルではないものの、「どんな天気でも日陰を歩いていれば安心」という訳ではありません。
というのも紫外線には『直射光』以外に、空気中で散乱して肌に行き届く『散乱光』の2種類が存在します。日陰を歩くことで直射日光は防げますが、散乱光を防ぐことは困難です。
そしてこれは地表だけでなく、水面やビルなどの建物にも反射してしまうのが厄介な点。どんなに直射日光が当たらない日でも、「外出時は常に紫外線に狙われている!」という意識を持っていてくださいね。
【4】リップケアやヘアケアも忘れずに
肌だけでなく、唇や髪の毛の紫外線対策も十分にできていますか?
特に唇は他のパーツよりも皮膚が薄くデリケートな部分です。マスクをしているとはいえ、ぜひ肌と合わせてUVケアを行いましょう。
【5】+@のベタつき対策で快適に過ごそう
梅雨はただでさえジメジメとしていて不快感を感じやすい季節。メイクやUVケア自体に嫌気が差してしまうことも少なくありません。
こんな時期は日焼け対策と並行してベタつき対策も行うことで、快適さを損なうことなく過ごすことができます。
メイクは軽めの使用感のアイテムで薄付きに仕上げたり、パウダーを駆使してさらっと感をキープさせたり。ぜひ自分なりの工夫を施してみてください。
徹底した紫外線対策で美肌をGET
何かと面倒に感じてしまう紫外線対策ですが、日々のちょっとした積み重ねが美肌への第一歩!肌を労ることで、数年後もヘルシーで年齢に負けない肌質をキープすることができますよ。
ぜひ本記事を参考に、できることから始めてみてくださいね。