ポツポツと目立つ鼻周りの角栓。「一気に取り除きたい!」という衝動に駆られてしまうかもしれませんが、無理に押し出したり過剰にケアするのは絶対にNGです。
そこで今回は、鼻の角栓の正しい取り方を徹底解説。日々のセルフケアのコツをはじめ、週に数回取り入れたい特別なスペシャルケアの方法についてもご紹介していきます。
いちご鼻にお悩みの方はぜひ参考にしてみてくださいね。
そもそも『鼻の角栓』の原因とは、、、?
鼻の角栓の主な原因は、過剰な皮脂分泌によるものです。スムーズに排出されなくなった皮脂は毛穴を押し広げます。するとそこに剥がれた古い角質やメイク汚れなどが詰まり、簡単には落とせない角栓になってしまうのです。
また、角栓は酸化することで黒く変色してしまうのが厄介な点。放置しているとより目立つようになってしまうので、予防のためには日頃から毛穴詰まりをしっかりケアしておくことが大切です。
鼻の角栓の正しい取り方&NGな取り方
一口に角栓の取り方と言っても、ここ最近はとにかくたくさんの方法や情報が出回っています。「結局どれが正しいの?」とお悩みの方のために、こちらでは正しい方法と間違った方法を見ていきましょう。
◎専用のブラシを使って優しくオフ
まずは、クレンジングオイルを鼻に馴染ませてから専用のブラシで角栓を優しく掻き出す方法です。
オイルを馴染ませて柔らかくなった角栓の上で『の』の字を描くようにして、クルクルと毛穴専用ブラシを動かします。仕上げにぬるま湯でしっかりと洗い流し、最後はコットンで鼻先を冷やして毛穴を引き締めましょう。
◎蒸しタオルで毛穴を開いてから丁寧に洗顔
蒸しタオルで毛穴をしっかり開いてから洗顔することで、皮膚が柔らかくなって角栓が取れやすくなります。
角栓やゴワつきが取れてスッキリとした洗い上がりが叶うのはもちろん、血行が促進されるのでくすみ改善の効果も期待できますよ。
✖︎ピンセットや綿棒で押し出す
ホホバオイルなどを綿棒の先に染み込ませて’’角栓を押し出す’’という方法が一時期話題になりましたが、これは絶対にNGです。自力で角栓を押し出そうとするとかえって肌を傷つけてしまう可能性があります。
その他、オイルなどを無理に毛穴に染み込ませたり綿棒の先などで擦ったりするのもやめましょう。物理的な刺激は全て、肌へのリスクがかなり大きい方法です。
✖︎貼って剥がすタイプの毛穴パック
剥がした直後はとてもきれいな肌になれる貼るタイプの毛穴パック。「たくさん取れる感覚がくせになる!」と、取り入れている人も多いのではないでしょうか?
一見画期的に見えるこのスペシャルケアも、どちらかというと控えた方が良い方法のひとつです。
パック特有の強い粘着力は、肌に必要な皮脂を剥ぎ取って乾燥を助長させてしまいます。さらにこの時、アフターケアが十分でないと肌質にも影響が出てしまうので十分注意してください。
鼻の角栓を予防するために取り入れたい3つの習慣
では最後に、鼻の角栓を予防するために取り入れたい習慣をご紹介!長い目で見れば、自宅でのセルフケアがツルツル鼻への一番の近道ですよ。
角栓を予防するには、栄養を与えるだけのケアばかりでなく、’’汚れをしっかり落とす’’ことに意識を向けるのが大切。たっぷりの泡で皮脂やメイク汚れを包み込むようにして、丁寧な洗顔を心がけましょう。
泡をのせる順番は、皮脂が出やすい場所から順に、 『Tゾーン→小鼻周り→おでこ→頬…』と広げてくださいね。
脂性肌さんなど毛穴がつまりやすい方は、クレイ洗顔や酵素パウダー洗顔を取り入れてみるのもおすすめです。余分な皮脂や毛穴汚れをピタッと吸着させて洗い流すことができるので、洗顔後の肌がとても滑らかになりますよ。
皮脂量をコントロールしたりメラニンの生成を抑えるためには、ビタミンC誘導体が配合された化粧水を使うのがベストです。ここ最近は気軽に購入できるプチプラなものも多く販売されているので、ぜひ日頃のお手入れにプラスしてみてください。
まずは日頃のケアで毛穴汚れをオフしよう!
角栓を未然に予防するためには、まず日頃から毛穴汚れや皮脂汚れなどをしっかりオフするのがいちばん大切です。
それでも毛穴が汚れてしまったら、その時はスペシャルケアの出番。とっておきのアイテムをストックしておいて、時間が経つ前にすぐ取り入れてみましょう。
角栓には早め早めの対処で、ぜひツルツル鼻を目指してくださいね!