季節や年齢に関わらず、多くの女性を悩ませる顔のテカリ。肌トラブルやメイク崩れの原因になったりと、とにかく厄介な症状のひとつです。
今回は、そんな顔のテカリを改善する方法を徹底解説。原因を知った上で、今日からできる正しいテカリの抑え方をご紹介していきます。
ぜひできることからはじめて、さらさら肌を目指しましょう!
そもそも顔のテカリの原因とは?
そもそもテカリとは、肌の表面に浮き出た余分な皮脂と汗のこと。
ではなぜ、皮脂や汗が過剰に分泌されてしまうのでしょうか。まずはその原因を簡単に解説していきます。
肌質に合わないアイテムを使っていると、次第に肌のバリア機能が乱れて皮脂分泌が過剰になってしまいます。
まずは自分の肌質をよく理解する必要があるのはもちろん、肌質に関わらず保湿はしっかり行うよう心がけるのが大切です。
保湿を怠っていると、その分の潤いを皮脂で補おうとして余計に肌のテカリが目立ってしまいます。
年齢やストレスをはじめ、不規則な生活によるホルモンバランスの乱れも、皮脂が過剰に分泌される原因のひとつです。
ちなみに、思春期に顔がテカリがちになったりニキビが増えたりするのもホルモンバランスの影響になります。
老化の1番の原因と言われている紫外線。
乾燥により肌の皮脂分泌を促す作用がある他、シミやシワをはじめ、肌の酸化や日焼けなど、とにかく幅広い肌トラブルに関わっています。これを機に、改めてUV対策に力を入れていきましょう◎
テカリを改善するためのスキンケア3つの掟
正しいスキンケアは、テカリを改善するための第一歩。肌質改善はもちろん皮脂分泌の予防にも繋がるので、ぜひ今日から始めてみましょう!
クレンジングにはさまざまなタイプがありますが、しっかりメイクが基本の脂性肌さんには、オイルやバームタイプがおすすめです。ナチュラルメイクの方はジェルタイプでも十分メイクを落とすことができますよ。
また、インナードライさんなど、乾燥が原因で顔がテカってしまう方には低刺激なミルクタイプのクレンジングが最適です。
洗顔やクレンジングで皮脂を洗い流したら、化粧水でしっかり潤いチャージ!時間があれば5分ほどコットンパックをすると、肌の水分量が整います。
化粧水を染み込ませたら、乳液で蓋をするのも忘れずに。ベタつきが苦手な方はジェルテクスチャーのものか、オイルフリーのアイテムを選べばOKです。
これは、洗顔だけに関わらずスキンケアの全ての工程に言えること。
テカリがひどいとつい拭き取ったり擦ったりしてしまいますが、肌を刺激すると余計に皮脂が分泌されてしまいます。ベタつきが気になっても、冷静に正しい対処を行いましょう!
また、全ての皮脂が肌にとって悪者というわけではありません。適度な皮脂には、肌のバリア機能を高めてくれる効果があります。完全に洗い流すのではなく、味方につけるケアを心がけたいですね。
テカリを抑えるためのメイクのポイント
では最後に、テカリを抑えるために取り入れたいメイク工程や工夫をご紹介していきます。
顔が火照っていると皮脂や汗が分泌されやすくなってしまうので、メイク前はしっかり肌をクールダウンさせておくのが吉。
普通の化粧水でコットンパックをするのはもちろん、清涼感が欲しい方は、収れん化粧水でパッティングするのもおすすめです。
収れん化粧水には、肌を引き締め発汗を抑える作用を期待できますよ。
下地は、好密着タイプや皮脂崩れ防止機能がついているものを選びましょう。できれば仕上げにはブラシを使い、皮脂を吸着させるイメージで塗るときれいな仕上がりが叶います◎
ただ、どんな下地であれ厚塗りはメイク崩れの原因に!テカリが気になるからこそ、ベースメイクは薄付きがベターです。最後はパウダーでさらさら感をプラスしてくださいね。
外出時に顔のテカリが気になったら、
ティッシュで軽く抑える 皮脂吸着アイテムをポンとのせて馴染ませる パウダーを重ねる
以上の3STEPで対処しましょう。
崩れたメイクを浮かせる用に、ミストタイプの化粧水を持ち歩くと安心です。
テカリ知らずのさらさら肌をGETしよう
さらさらな肌をキープできていると、メイクやお洒落のモチベーションもグッとUPしますよね。肌質はすぐに変わるものではありませんが、毎日の地道なケアで着実に改善されていくはず!
ぜひできることからはじめて、美肌を目指しましょう♡