できることなら、髪型は毎日バッチリ整えて外出したいところ。
しかし、朝起きて寝癖がついていると、それだけでテンションが下がってしまいますよね。
そこで今回は、寝癖がついてしまう原因をはじめ、寝癖の直し方や予防方法を徹底解説!
忙しい朝にもぴったりな裏技的な寝癖の直し方もご紹介していきます。
寝癖がつきやすい方はもちろん、毎朝のヘアセットにお悩みの方はぜひ参考にしてみてくださいね!
そもそも寝癖がついてしまう原因って…?

寝癖がついてしまう最大の原因は、ズバリ髪に含まれる水分です。
というのも、髪は水素結合などの要因から、乾いていく過程でクセがついてしまうとされています。
つまりしっかり髪を乾かさないまま寝てしまうと、髪がうねった状態で形状が記憶されてしまい、翌朝に寝癖がついてしまうという仕組みです。
さらに、枕との摩擦が加わったり寝汗によって髪が湿ったりすると、より寝癖が悪化してしまいます。
基本編|ワンポイントのみの寝癖の直し方
- 寝癖がついている部分の髪を濡らす
- しばらく時間を置いて髪を落ち着かせる
- かたちが整ったらドライヤーで乾かす
いちばんシンプルな方法は、髪を一度濡らして乾かす方法です。
ワンポイントのみであれば、これだけで十分髪がまとまりますよ。
お好みで水をスプレーに入れて全体に吹きかけるのもおすすめです。
手で水をつけるよりも比較的簡単に寝癖を落ち着かせることができます◎
応用編|頑固な寝癖の直し方
- 頭皮までしっかり洗うようイメージで髪全体を濡らす
- 臭いも気になる場合はシャンプーもする
- いつも通りドライヤーで乾かす
頑固な寝癖がついてしまっている時は、部分的に直すよりも頭皮までしっかり濡らしてしまった方が良いでしょう。
前日に髪を乾かさずに寝てしまった場合は、頭皮の臭いが気になることもあるのでシャンプーを忘れずに!
ドライヤーをする際は、まず8割程度まで温風で乾かし、残りの2割は冷風で乾かすのがポイントです。
髪は冷えながらクセが落ち着いていくという特徴があるので、こうすることでより髪にキープ力が生まれます。
時短編|裏技的寝癖の直し方
- タオルを濡らして水気をギュッと絞る
- タオルを電子レンジに入れて1分ほど温め、蒸しタオルを作る
- 蒸しタオルで頭皮全体を包み、根本がしっとりするまで放置する
- 蒸しタオルを取りドライヤーで髪全体を乾かす
なんと、蒸しタオルを活用することで、とても簡単に寝癖を直すことができちゃうんです!
髪を加湿しながら朝ごはんを食べたりメイクをしたりなどもできるので、バタバタな朝にはぴったりの裏技。
忙しい朝はもちろん、ロングヘアで髪を濡らすのが大変な人にもぜひおすすめしたい方法です。
寝癖を予防するための3つの方法

では最後に、寝癖を予防するために今日から意識したい3つの習慣をご紹介します。
【1】必ずドライヤーで乾かす!
ドライヤーを使うのは基本中の基本!
寝癖を予防したいのなら、自然乾燥は絶対にNGです。
冒頭でも解説した通り、寝癖のいちばんの原因は水分です。
くせが酷い人は、この時点で髪に余計な水分が残らないようしっかりと髪を乾かしておきましょう。
また、仕上げに冷風で髪を冷ましておくのも大切なポイントのひとつ。
こうすることで、髪が新たな水分を吸収するのを防ぐことができます。
【2】寝る前に軽く髪をセットしておく
お風呂から上がってドライヤーをしたら、寝る前に軽く髪をセットしてしまうのもひとつの手。
アイロンで髪を癖づけしてあげることで、夜のうちに髪を形状記憶させることができ、朝のスタイリングがかなり楽になりますよ。
ただ、この方法はやり方によっては髪が傷んでしまう可能性もあります。
取り入れる際はなるべくアイロンの温度を低めに設定し、軽く熱を通す程度にとどめてくださいね。
【3】日々のヘアケアを大切に
最後に、毎日しっかりとヘアケアを行うことで、髪質が改善されて自然と髪がまとまりやすくなります。
癖毛やヘアダメージにお悩みの方は、週に1〜2回のヘアマスクを取り入れるなど、スペシャルケアをはじめてみるのも良いですね。
保湿重視のヘアケアにシフトすると、髪に重みが生まれて寝癖がつきにくくなりますよ。
寝癖を直してヘアスタイルを楽しもう♩
寝癖を直す時間を短縮できれば、忙しい朝にゆとりが生まれること間違いなし。
その分ヘアアレンジを楽しめたりメイクに時間をかけられたりと、良い循環になりそうですね!
ぜひ本記事を参考に、今夜から寝癖予防を始めてみましょう。