- 正しい角質ケアの方法が知りたい…
- ケアに必要なアイテムってあるの?
気になるくすみやごわつき。正しい角質ケアを行うことで、トーンアップした柔肌に近づきます。年を重ねるにつれて、肌のターンオーバーは滞りやすくなるもの。正しい角質ケアでトーンアップして、気分が上がる柔肌をつくりましょう。今回は、肌に優しい角質ケアの方法とアイテムをご紹介していきます。
角質ケアが必要な理由
それぞれ個人差はありますが、角質が剥がれて新しい肌に生まれ変わる、「ターンオーバー」の速度はおよそ1か月が目安。肘や膝、かかとなどの部位は、もう少し遅いターンオーバーになります。
古い角質が溜まるようになってしまうと、肌が固くごわついてしまいます。剥がれるはずの角質が重ねっていくことで、肌がくすんで顔色が悪く見える原因に。スキンケアもなかなか浸透せず、保湿もままならなくなるでしょう。
また、古い角質など汚れが毛穴に溜まることで、吹き出物やニキビができてしまうことも。皮脂などを栄養としてアクネ菌が増殖し、赤みや炎症などの肌トラブルも起こりやすくなります。睡眠時間をしっかり確保しバランスのとれた食生活を行いながら、角質ケアで肌のターンオーバーを助けてあげることも必要です。
顔の角質ケア
顔のくすみやごわつきがなくなることで、顔の印象も一気に明るくなります。デリケートな顔に優しく角質ケアをする方法を二つ紹介します。
顔の角質ケアは、ピーリングがおすすめ。スクラブなどでの角質ケアは、粒子を肌の上でくるくるとこすることで物理的に角質をオフするものがほとんど。
また、くるくるこすってカスが出てくるタイプのピーリングジェルは、全てのカスが角質なわけでなありません。摩擦により成分の一部のゲル化剤が固まったものもふくまれています。
AHAなどのフルーツ酸などが入ったピーリング剤をスキンケアの最初に取り入れたり、洗顔料などで取り入れたりすると肌へのダメージや刺激が抑えられます。
肌に優しく・簡単にできる角質ケアの一つに、酸性水での洗顔があります。酸性水は購入することもできますが、お家に浄水器があるなら、水道水を浄水したときに自然と生成されますね。
- 酸性の水で顔を濡らす
- たっぷり泡立てた洗顔料で顔を洗う
- 酸性の水でしっかり洗い流す
- 最後に酸性の水を顔にプレスして終了
酸性水は、優しく角質をオフしてくれます。また、収斂効果によって、角質をオフしながら肌や毛穴を引き締めてくれます。軽い消毒作用もあるため、ニキビが気になる方にもおすすめ。
おすすめの角質ケアアイテム【the ordinary】
the ordinary(ジオージナリー)はカナダ発のブランドで、科学的なアプローチで綺麗な肌に導いてくれます。
その効果はかなり高く、目で見て実感が得られるほどだと、美容に意識が高い人達の中で話題に。効果の高さとは考えられないほどのお手軽な価格も、毎日続けるスキンケアとしては嬉しいポイント。
AHAが高濃度で配合されているピーリング。サロン並みの配合量です。古い角質をオフしてターンオーバーを促します。その真っ赤な見た目のインパクトとかなりの効果で、SNSを中心に話題になった、the ordinaryの定番商品。
こすらず顔に塗って、10分ほど待って洗い流すだけ。かなり効果が強いので、ピリピリを感じた場合には早めに洗い流します。多くても週に1回程度の頻度に抑えましょう。ピーリングはしっかりとした保湿と紫外線対策が必須です。
マイルドなタイプの乳酸ピーリング。乳酸のピーリングは刺激が少ないため、敏感肌の方でも使えます。肌への刺激が不安な方は、乳酸5%のものから試してみると良いですね。ヒアルロン酸も配合されているので、乾燥も防いでくれます。
こちらは顔全体に塗った後は、洗い流さずにそのままいつものスキンケアをするだけ。角質をオフしながら、しみなどの色素沈着も改善する効果が期待できます。
角質ケアの注意点
角質ケアのやりすぎや、間違った角質ケアの方法では肌のダメージにもつながってしまいます。正しい角質ケアのために、注意点をご紹介していきます。
古い角質をオフするための角質ケアですが、頻繁にやりすぎては必要な角質まで取り除いてしまいます。角質ケアをしすぎてターンオーバーが早まってしまった場合、きちんと出来上がる前の角質が表面に出てくるため、凸凹にごわごわした状態になってしまいます。
水分を保持できず乾燥にもつながるため、角質ケアのやりすぎには注意が必要です。角質ケアアイテムの説明通り使うのを前提として、最初は1か月に1回程度から始めるのがおすすめです。多くても週に1回程度にするのが安心でしょう。
優しい角質ケアでも、お肌にとっては少し刺激を感じることも。とくにピーリング後は敏感な状態になります。そのため、肌にトラブルがあるときや、生理中などで肌が敏感な時期は避けてピーリングをしましょう。