STEP1|使うのはゴムだけ♡巻かずに完成させちゃう“おしゃ見え”「ひとつ結び」を伝授!

くるりんぱやシニヨン、ほぐしフィッシュボーンなど、手の込んだ印象のヘアアレンジは、ワンランク上のおしゃれに不可欠ですよね。でも、ある程度のテクニックが必要だし、時間もかかりそう……。そんな理由で、ヘアアレンジをあきらめている方、多いのではないでしょうか?

そこでおすすめなのが、 “ゴムだけ”で“巻かずに”完成させられる 垢抜け見え必至の「ひとつ結び」。ぶきっちょさんにこそトライしてほしい、簡単かつおしゃ見えが叶うヘアアレンジの方法をご紹介します♪

おしゃれなひとは「ひとつ結び」が洗練されている

ヘアアレンジの基本中の基本といえば、「ひとつ結び」。シンプルで手軽なので誰でもできる簡単アレンジです。でも、だからこそ「ひとつ結び」でおしゃれ&垢抜けヘアを目指すのは無理だと思っていませんか?

それは間違いです。たしかに、ただ結んだだけだと物足りない手抜きヘアっぽくなり、 疲れ見え&老け見えの原因になってしまいますが、たとえば、以下のようなちょっとした工夫を加えるだけで、印象が大きく見違えるんです!


印象アップの方法は?

  • ゴムで結び位置を変える
  • 毛束を少しほぐす
  • ほんの少し、後れ毛を出す

大人女性らしくおしゃれに仕上げるポイントは、まずなによりも「作りこみすぎない」こと。実は、ヘアアレンジがうまい人ほど、“抜け感”を上手にプラスしてこなれた印象を作るワザに長けているんです。


おしゃ見えに必要な道具は?

印象アップを叶えるために必要なものは、なんと、ゴムだけです。コテやストレートアイロンはもちろん、このアレンジにはアメピンやUピンも不要。用意するものはヘアゴム1本だけでOKです。

それでは早速、具体的なアレンジ方法をみていきましょう。不器用さんでも簡単に試せるヘアアレンジのコツをご紹介します。

抜け感たっぷり!「ひとつ結び」のルールはこの3つ

  • 所要時間:1分
  • 難易度:★☆☆☆☆

ルール1:ざっくり仕上げる

1つ目のルールは、ざっくり感をもたせて仕上げることです。ヘアスタイルのベースとなるざっくり感を出すために大切なのは、手ぐしを使うことに加え、下準備としてスタイリング剤をしっかり髪になじませること。適切なスタイリング剤を使うと、髪全体のまとまりがよくなりアレンジしやすさが格段にアップします。

ルール2:低め位置で結ぶ

2つ目のルールは、ゴムを結ぶ位置に気をつけること。耳より低い位置が基本ですが、最近は襟足から3〜5cmくらい上でまとめるのがトレンドです。やや低めの位置でゴムを結ぶことで、適度に脱力した雰囲気を演出できます。

ルール3:ほぐす

3つ目のルールは、毛束を少し引き出してほぐすこと。髪をひとつにゴムでまとめたあと、後頭部から頭頂部にかけての髪を全体的に少しずつ引き出すだけで、ほどよい立体感 が出て、大人ならではのこなれた印象に仕上がります。

抜け感アレンジ3つのポイントを詳しく解説♡

3つのルールを具体的に解説します。このやり方をおさえるだけで、ヘアアレンジの仕上がりにグンと差がつきますよ♪

1. 手ぐしを使ってざっくり感のある「ひとつ結び」の作り方

手ぐしでざっくり感をもたせるには、下準備が欠かせません。まずはヘアブラシで髪をサッととかしておくことが肝心です。とはいえ、とかしすぎるのはNGで、全体的に軽くほぐすくらいに留めておくほうがこなれた印象に仕上がります。

次に、ややハードなワックスを適量手にとり、髪全体になじませます。髪に動きが出たら、あとは手ぐしを使って髪をざっくりとまとめれば、ふわっとしたカジュアル&ナチュラルな雰囲気を演出する下準備の完了です。


2. 襟足から3〜5cmくらい上で結ぶのが正解

髪を結ぶ位置も、大人のこなれヘアをつくるポイントのひとつ。アクティブな雰囲気を出したくて高め位置で結んでいる方も多いかもしれませんが、今っぽくするならやや低め位置で結ぶのが正解です。襟足から3〜5cmくらい上、あごのラインと同じ高さぐらいで、ふんわりとゆるくまとめてみましょう。

ゴムで結んだら、毛束を二つに分けます。それぞれの毛束を外側へと引っ張り、根元をキュッと引き締めると均一な仕上がりに。まずは左右に、続いて上下にぎゅっと引っ張ってみてください。

注意
ふんわり見せたいあまり、ゆるめに結ぼうとしてしまいがちですが、これは間違い。結び目はしっかり引っ張って締めておきましょう。

3. 毛束を引き出してほぐし、立体感を作る

3つ目のポイントとなるのが、髪を引き出すワザ。手順どおりにやれば簡単です。

後頭部の髪を引き出す

片手でゴム位置をしっかり押さえて後頭部の髪を引き出します。まずは結び目の近くにある髪を親指と人差し指でつまんで、浮かせるように引き出します。引き出す量は、1cm幅程度。

頭のシルエットに沿って丸みをもたせる

次に、1cm間隔を目安にしながら、左右それぞれ3箇所くらいずつ分けて引き出し、浮かせていきます。この時、頭の形に沿うように丸く引き出すようにするとうまくいきますよ。引き出しすぎには注意してください。

トップ(*)の髪を引き出す

後頭部をぐるりと引き出し終わったら、今度はトップを整えます。トップは髪の量が少なめなので、しっかり引き出して丸いシルエットを作りましょう。後頭部で引き出した髪の半分くらいの量が目安です。鏡を見ながら丁寧に調整してください。
(* トップ……頭のてっぺん、直径8cmほどのパートのこと)

ポイントおさえて垢抜け「ひとつ結び」をマスターしよう♪

おしゃれで複雑に見えるヘアアレンジは理想的。だけど、実際やるとなると難しいイメージがありますよね。でも、心配はご無用です♡たったひとつのゴムがあれば、髪を巻かずとも、簡単におしゃれな「ひとつ結び」のヘアアレンジを楽しむことができます。ぜひ参考にして、時短とおしゃれを叶えてくださいね。